利用可能接続する京浜東北線は並行して走る東海道本線･横須賀線の緩行線的な扱いであり、駅の雰囲気は路線分岐駅で大規模駅の隣の駅で似た境遇である尼崎駅とはかなり異なっている。乗り換え客は多いのに特に東側に工場が集中しているので改札を通る利用客はそれほどいないと思われる。
そんな東神奈川だが、見どころが無いのかといわれるとそうでもなく案外楽しい。少し歩けば米海軍のドックがあり、カメラを向けると片言の日本語で注意を受けたりする。さらに歩くとレトロな雰囲気なバーがあり、お酒が飲める人を誘ってぜひ中へ入ってみたくなる衝動に駆られる。京急とＪＲの線路の間に現在パソコンの和文入力では欠かすことが出来ないヘボン式ローマ字を発明したヘボン博士が来日時に居候していた「成仏寺」がある。ちなみにヘボン博士は眼科医であることは知られていない。ちなみに少し歩いた場所にある公衆浴場の名前は「浦島温泉」という。この地域に古くから伝わる浦島伝説の一翼を担っているといえる。
★乗り換えリンク…東海道本線東神奈川駅
電略:トミヒナ
