山手線　品川～田端【Yamanote Line>

ＪＲ全線乗降履歴

山手線 Yamanote Line
やまのてせん(品川～田端)東日本旅客鉄道株式会社

TokyoMillenario塗装205系

　日本を代表する優良路線。某大型家電量販店YカメラのCMソングで有名になった「♪まぁるい緑の山手線…真ん中通るは中央線、新宿西口駅の前…」しかしJRの規則上は山手線とは品川から渋谷･新宿･池袋を経て田端へ至るルートを指す。
　運転形態は開業時こそ「の」の字運転だったがすぐに現在の東海道線･東北線に便乗した形の環状運転になった。例外を除き全ての列車が環状運転を行っているので「上り･下り」の呼称は無く、「外回り･内回り」という表現が多用されている。といっても使い慣れた人でなければ「外･内」の区別が付き難いことから「○○方面行」という言い回しも多用されている。
　全電車が各駅停車の環状運転で、環状の右半分(田端～田町間)では並行して走る京浜東北線の露払いのような格好。左半分も2001年12月から運転が始まった湘南新宿ラインのお陰でローカルなイメージが先行しがちだが、こちらの場合は湘南新宿ラインの運転本数が災いし、仮に渋谷から池袋へ行こうとする際も各駅停車な山手線に乗るケースが多く見られる。大阪環状線とは異なり、山手線の線路はあくまで山手線電車専用となっており、他線からの乗り入れは行われない。深夜帯は環状運転の電車の他に入庫が目的で大崎止まりの電車も設定されていて、新宿･渋谷方面から品川へ行く人の不評を買っている。深夜帯でもおよそ3分ごとの運転本数が保たれているのを見るだけでもこの路線の好需要振りがうかがえる。
　使用されている車両はE231系500番台。以前使用されていた205系は投入から18年が経過し、イメージ一新を目的にに新車を投入。しかし山手線の205系が使用に耐えられなくなったわけではないので捻出された205系は改造を経て南武線、仙石線、横浜線、武蔵野線、京葉線、鶴見線へ転出されていく。ちなみに当路線に新車が投入される年は阪神タイガースが優勝すると言うジンクスがある。

	山手線	阪神タイガース
1962年	101系	藤本定義監督でリーグ優勝
1964年	103系	藤本定義監督でリーグ優勝
1985年	205系	吉田義男監督で日本一
2002年	E231系	星野仙一監督でリーグ優勝